明日は2017年3月3日(金曜日)桃に宿るは神様パワー!

ひな祭りです。上巳、桃の節句とも言いますね。共通するのは桃の花。桃が神様だったって……知ってた? 雛人形を片付けちゃう理由も掘り下げますよー。



2017年3月3日(金曜日)

二十四節気は「雨水」。七十二候は「草木萌え動く(くさきもえうごく)」草木が目覚め、芽が膨らむ季節。

一粒が万倍になっちゃう、一粒万倍日。借金などの借りも万倍になるので注意。

六輝は「先勝」急ぎの用にいい日。午後は凶ですよー。中段は「とづ(閉)」金銭の収納などにはいい日。開店、婚礼はだめよの日。

二十八宿は「婁(ろう)」契約、取引初め、造園にいい日。下段は「きこ(帰忌日)」旅行、出張、帰宅などに注意してね。

空を往く月齢4.5の月は、牡牛座を進行中。贅沢したくなっちゃったら、月のせいかもしれません(こう、自分に言い聞かせて、いつもよりおいしいおやつ買っちゃう。ふふふ)

その他には……

上巳、桃の節句。ひな祭り。この辺って同じなのかと思たら、色々と微妙に違いがあるようですね。詳しくは後ほど。

平和の日。世界野生生物の日。耳の日。民放ラジオの日。オーディオブックの日。金魚の日。33観音の日、でもあります。

 

桃は神様を守った聖なる果実

聖なる果実……というと、大体は「○○神の象徴」とか、「××の時に○○神が口にした」などが一般的ですが、桃は別格です。

桃は神様なんです!

大丈夫です、飲んでないです。し・ら・ふ。まじめな話、桃自体が神様認定されていて、オオカムズミという神様ネームがついています。

オオカムズミの名前の由来ははっきりしないのだそうですが、日本の生みの親であるイザナキのピンチを救ったことにより、神様になったそうです。桃大活躍! どんな大活躍かというと……

 

国を生んだ母神であるイザナミは、火の神様を生んだ際に火傷(やけど)を負い亡くなってしまいます。妻の死を受け入れられないイザナキは、死者のいる黄泉の国へと向かいます。

(東邦出版株式会社 日本の神様と楽しく生きる 平藤喜久子 著 92頁引用)

 

日本を生み出したイザナキ(日本のお父さん)とイザナミ(日本のお母さん)の物語です。2柱にはたくさんの子どもがありますが、イザナミは火の神様カグツチを生んだときに大やけどを負い、苦しみの中死んでしまいます。イザナキは、愛する妻に会いたい一心で、黄泉の国まで降りて行ったわけです。

この後、イザナキはイザナミと暗闇の中で再会。「黄泉の国の神様に、戻れるようにお願いするから、こっち見ないでね」と告げます。

が、心配しちゃったイザナキはついつい見てしまう。灯りを灯して見ちゃう。愛する妻をじっくり見ちゃう。見たら……大変なことに!

 

そこには、ウジや雷が湧いているイザナミの死体が、驚いたイザナキが逃げ帰ろうとすると、黄泉の国の住人である恐ろしい姿をした醜い女や、怖い雷神たちが追いかけて来ます。必死で逃げるイザナキ。出口まで後もう少しという所に桃の木がありました。イザナキがその実を取って投げつけると、黄泉の国の住人たちはあっという間に逃げ帰って行ったのでした。

(東邦出版株式会社 日本の神様と楽しく生きる 平藤 喜久子 著 92−93頁引用)

 

イザナキ……どうして見ちゃうかな。奥さんがだめって言ってるんだからだめだよー! ではなく、桃のパワーが凄すぎる。桃投げたらみんな逃げたって、半端ない。これは神様にもなっちゃう!

3月3日の上巳の節句を「桃の節句」と呼ぶのは、神様を救った力のある桃に、女の子に降りかかる災難から守ってもらうためなのだそうです。

この上巳の節句を知るには、五節句をチェックしましょう

 

この日には、日本の宮廷において節会(せちえ)と呼ばれる宴会が開かれた。年間にわたり様々な節句が存在しており、そのうちの5つを江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として定めた。それが人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句の五節句である。

「御節供」と呼ばれた節句料理はもともと五節句の祝儀料理すべてをいっていたが、のちに最も重要とされる人日の節句の正月料理を指すようになった[1]。そして、今日では「おせち」として、正月三が日もしくは七日にかけての松の内の期間において食べるものを指すようになっている[2]。

ただ、今日でも人日の節句の七草粥など「節句料理」として残っているものがある[3]。
節句に飾られる人形(雛人形、五月人形など)は、節句人形(せっくにんぎょう)とも称される。

引用 ウィキペディア/節句

 

いつもお世話になっている、ウィキペディアさんに教えてもらいました。江戸時代からある公的な祝日・行事なんです。そのうちの2個目、3月の最初の巳の日にやっていたのが上巳の節句、桃の節句。それがひな祭りへと変化していったそうです。

 

上巳は邪気が入り込みやすい日。平安時代には紙や粘度でできた人形(ひとがた)に、自分の罪や穢(けが)れ、降り掛かる災いをうつし、川や海に流して無事を祈りました。祝い膳には決まって桃の花が添えられ、時に桃の花が人形とともに川を下ることもありました。

(東邦出版株式会社 日本の神様と楽しく生きる 平藤 喜久子 著 94頁引用)

 

災いを背負った人形が、桃とともに川を下る。きっと、一つや二つではないでしょうから、壮観だったでしょうねー。この人形(ひとがた)と、子どもが遊ぶ人形が混ざり、女の子の健康と幸せを願う日になったそうです。今でも、「流し雛」として、人形を川に流す習慣が残っているそうです。

この“穢れや罪を人形に乗せて流す”が、上巳の節句の基本。今もひな人形には災いを守る役目もあるのだそうです。昔は穢れを背負ってくれた人形を川に流しましたが、今は、流す代わりに早くしまうのだとか。なるほどですね。

ひな祭りと言えば白酒(これって濁り酒でいいのかな)。以前は桃の花を浮かべた桜花酒を飲むのが一般的だったそうです。桃の花びらを浮かべて、風雅な気持ちでお酒をいただくのも、素敵ですよね。

まずは……桃の花を買ってきて、オオカムヅミさんを我が家にお迎えしなくては!

 

お誕生日おめでとうございます

3月3日生まれのみなさま、お誕生日おめでとうございます。

おひな祭りと誕生日をいっしょにされちゃうので、切ない誕生日の思い出をお持ちの方も少なくないのでは? あたしは誕生日が夏休み中で、誰も祝ってくれないのがとっても寂しかったので、気持ちわかります。切ないよね。

誕生花は、ピンクの桃、ハナモモ、レンゲソウです。全体的にふんわり可憐でいいかんじー。

さて、かわいらしい桃の節句に贈るこの1冊! 気合いで選んだ本の3月3日にちなんだ頁を開きましょう。

 

木星

願いを叶える星の奇跡

(中略)

いずれにしろあなたが今、暗い部屋に引きこもっていたり、「人生はこんなもの」と悲観しているなら、木星の力が枯渇している証拠。木星の魔法をかければ、世界はとても広く、もっとおもしろいことがたくさんあるということに気づく

(ぴあ株式会社 魔法の教科書 鏡リュウジ 著 33頁引用)

 

ちょー愛読書の『魔法の教科書』。古今東西のおまじないや魔法を集めた素敵な本です。今回はこの本の中から、惑星の秘密を解説している頁でした。木星の魔法の掛け方は、ぜひこの本を手にしてチェックしてみてくださいね。

桃はほんとに不思議な植物です。中国でも“仙人の食べ物”とされていたし、孫悟空がむしゃむしゃ食べた桃“蟠桃(バントウ)”は、今も栽培されています。おいしくて、ジューシーで“水蜜桃”なんて素敵な名前を持ってる。魅力溢れる植物ですが、シラカバ花粉のアレルギーをお持ちの方は、バラ科を食べると耳とかがムズムズするらしいので注意して下さいね。

今回は、桃は神様、次からいただく時は「オオカムヅミさまいただきます」って言おう。黄泉の国に降りていったイザナキの物語が、ギリシア神話のオルペウス(オルフェ)の“冥府下り”にそっくりすぎて、リメイク版かと疑うレベル。シラカバアレルギーの人って、バラ科がだめなのよねー、の3本立てでした。ではでは、また明日。

素敵な3月3日、桃の節句を楽しんで下さいね。

 

 

 




 

 

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